
【骨博】
introduction
「骨の話を集めたいのです」
およそ二年前、
この一言から計画が始まりました。
殆どの生き物が当然のように有しながら、
生きている間には
自身のそれを見ることはできない、骨。
肉体を失い、土に埋もれ、
あるいは野ざらしになり、
はたまた誰かの手によって保管され、
今日に伝わる骨と、骨に纏わる物。
そういったものを集め、
一堂に展示できたなら面白い
そう考え、アンソロジーという形をとって
特別展【骨博】開催の運びとなりました。
◎
本展では、人骨をはじめとした
生き物の骨そのものから、
様々な物品、道具など、
収集された各種資料を展示し
骨に纏わる文化や習俗、来歴、生態、逸話等
多種多様な骨に触れて頂ける場を設け、
十五のセクションにてご案内いたします。
万華鏡がきらきらと移り変わるような
優品が所狭しと揃い踏み、
皆様のお出ましを待ち構えております。
◎特別展【骨博】の図録には、本展開催にあたり、出品者が所有する骨に纏わるお話や、補完資料などの様々な情報を纏めることにいたしました。掲載された作品の数々によってそれぞれの骨がどのようなものか、どんな来歴を辿ってきたか、理解を深める一助となることを確信しております。遺された〈骨〉は、生物の生と死のあかしです。はるかな時間を経て、私達の手元へと至った様々な〈骨〉が語る物語を、本展にて是非ご覧ください。令和元年(2019)主催 山城よる【資料出品者】
掲載作品執筆者一覧
(五十音順/敬称略/十五名)【骨博】骨アンソロジー【2019】
リアルタイム情報はこちらをご確認下さい。
事前予約(定価より100円引き)は7月20日から11月10日まで。販売開始時等はTwitterにてお知らせします。
▽阿部屠龍/小説
生き物が好きです。すべての生き物は死にます。したがって生き物の死体が好きです。完璧な三段論法により参加しました。あとドラゴンと百合が好きです。今回はヴィクトリア朝時代にドラゴンを顕現させて全員倒します。百合は無しです(多分)
▽酒匂ささ/小説
昔から、どうしようもなく骨が好きです。大切にお墓の下へ埋葬される骨も、朽ちるまま知らず踏みつけられる骨も、私にとっては愛すべき骨。いつか私も骨になるのだなあと常々嬉しく思っております。が、その骨をこの目で見ることはできないとは――口惜しや。
▽七左有/イラスト
▽清水イズ/イラスト
▽高宮広介/小説
▽madeleine/小説
【仕様】
図録風アンソロジー
タイトル
骨博-2019-ページ数
未定(230頁前後を予定)
サイズ
A5/小説は二段組、イラストはフルカラー対象
全年齢その他
本文/白色上質紙90kg、タイトル箔押し。ブックケースまたはフルカラーカバー価格
当日一般 1800円大学生・専門学校生 1700円/高校生以下 1500円※学生証を必ずお持ち下さい。お持ちでない場合、学生割引価格には致しかねます。事前予約 1700円※booth通販のみ対応、予約販売は2019年11月10日迄装幀/扉フレーム/表題ロゴデザイン
ruff本文版組/扉/フライヤー/その他全般
山城よるSNS
最新情報頒布情報
主催頒布
2019.07.20-11.10/事前予約受付
booth
2019.11.24/文学フリマ東京
東京流通センター 第一展示場ブースNo.は発表次第追記します。2020.01.19/文学フリマ京都
京都市勧業館 みやこめっせ1F 第二展示場C・D
参加予定。
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